transition-property
transition (トランジション) / transition-propertyの複数指定
transition設定のサンプル
例1
時間差なしで変化
例2
変化する時間が異なる例
例3
待機時間が異なる例
transition-property でプロパティを個別に指定する仕様について
1つ2つ程度の簡単な変化の場合、大抵 transition-property を all にして使い、そればかりで作っていると、「transition-property に複数のプロパティをカンマ区切りで個別指定するのって面倒だけど、それができる仕様に何の意味があるのだ?」などと思ってしまう人もいるかもしれないと思い、その使い方のサンプル例を作ってみました。
サンプル例1について
【例1 transition-propertyを複数指定するだけのサンプル】
transition-property:background-color,width,font-size;
transition-duration:1s;
transition-timing-function:ease;
hover時の変化は、
background-color : #00F → #FF0;
width :60px → 120px;
font-size :12px → 150px;
transition-property のみ複数指定(3つ)で、-duration や -timing-function は1つだけ値を指定しているので、プロパティの変化は全部、1s、ease で変化しています。
結果、transition-property:all と同じ動作になるので、この使い方の場合は all でいいと思います。
例1へ
サンプル例2について
【例2 変化の時間が違うサンプル】
transition-property:background-color,width,font-size;
transition-duration:0.5s,1s,0.2s;
transition-timing-function:ease;
hover時の変化は、例1と同じです
開始が同時で、変化時間(transition-duration)が違う状態です。
例2へ
サンプル例3について
【例3 変化の秒数は同じで、開始時間が違うサンプル】
transition-property:background-color,width,font-size;
transition-duration:1s;
transition-timing-function:ease;
transition-delay:0s,1s,2s;
hover時の変化は、例1と同じです
-duration がすべて1s、開始に1sの差があるので、3つプロパティが順番に変化しているような表現になります。
例3へ
まとめ
ネットをいろいろ見た感想として、例3のように、順番に変化するような作り方を紹介している記事があまりなかったので、案外知らない人がいるかもしれないと思い紹介してみました。
transitionのプロパティ
- transition-property CLICK
- 適用するプロパティ名を指定。一括で全部なら all。
- transition-duration CLICK
- transition-timing-function CLICK
- transition-delay CLICK
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